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人との付き合い方  by 松川幸弘

@人と付き合う時、特にビジネスでは、二人の間の距離感が仕事を左右することが多い。
では、人との関係を形成する時、その二人の間の距離感はどうやって作られるのだろうか。
それは、どちらかが意図して作るものだと理解しておいたほうが良い。
そして、そのどちらかとは自分であることも理解しよう。
相手が優秀な人であればお互いに心地好い距離感を作ってくれるので、自分は、それに乗せられ、協力すれば良いのだが、そうでない場合も多いからだ。

A距離感は自分が作るものだとすれば、どう作っていけば良いのか。
それは、まず相手の年齢、性別、社会的地位、知り合うこととなった理由等、常識的な上下関係を確認することから始まる。
これは、それにとらわれろという事ではなく、逆にそれを壊す為に活用したいから確認するのである。

(1)こちらが下と考えられる場合(通常はこのパターンが多い)

丁寧な言葉使いの中にも、時々、ここという時に、友達と話すような言葉使いを混ぜてみる。
そして、さり気なく失礼を詫び、また丁寧な言葉使いに戻る。
そして、これを繰り返し、段々友達言葉を使う機会を多くしてゆきながら、相手の様子を見る。
相手の話す内容が変わってくれば成功である。
友達言葉を話すのは、手段であって、目的ではないので、目的が達成できたら普段は丁寧言葉を使い、時々友達言葉が使える関係を維持すること。
また、同時に、「相手の顎の下に入って、じゃれる」という感覚を持とう。

(2)相手と対等と考えられる場合

基本的には、自分を先に晒すこと。
意見を言ったり、感情を述べたり。
そしてそれにつられて相手が意見を言ったり、感情を述べたりしたら、それを良く聞いてあげること。
突っ込んだ意見交換が出来れば、相手の心の一段深い所に位置することが出来るはずである。
後は、4と同じで良い。
なお、自分を先に晒す事は人間にとって恥ずかしいことなので、恥じをかくことにも慣れておこう。
恥じをかくことも大切なことなのだ。

(3)こちらが上と考えられる場合

ビジネスのうえで、こちらが上で、相手との距離感を近くするようにこちらが働きかける理由は、相手に良く動いてもらいたいとき、相手から情報がほしいとき等である。
この場合も、基本的には4、5と変わらないが、特に相手の事を良く理解することが大切であり、その努力をしなければならない。
そしてこちらが相手の事を良く理解していること、また、理解しようとしていることを相手に伝える事が大切である。

 


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